【人を動かす】3分で分かる要約
こんにちは!プーギーくんです。
今回紹介するのは、こちら!
80年以上も前から読み継がれている名著「人を動かす」です。
D・カーネギーという人物が書いたもので、何度も増刷され、世界的なベストセラーとなった作品です。
そんな「人を動かす」で取り上げられている原則をお伝えしようと思います。
全部で30原則もあって、説明しきれないので原則を列挙するのみにします。
ネタバレが含まれますので、自分自身で一から読みたいという方は、ここで記事を閉じてくださいね(笑)
本の中では有名人や成功を収めた人をピックアップして具体例をたくさん挙げながら説明されています。
すごく納得できる具体例ばかりですので、興味のある方はぜひご一読ください。
人を動かす三原則
- 盗人にも5分の理を認める 相手が間違っていたとしても批判も非難もしない 。 指摘しても恨みを買う可能性があるだけ
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重要感をもたせる
お世辞などではなく、心から相手を称賛することで、相手は自身の長所を認められ、幸福な感情を得られる。
- 人の立場に身を置く
自分が望むものがあるなら、まず相手が望むものが何かを考える。そしてそれの利益を教えてあげることで自発的に相手を動かす。
人に好かれる六原則
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誠実な関心を寄せる
相手に心からの関心を寄せる。 人は、自分に関心を持ってくれている人に関心を持つから、 自分から関心を引こうとしない。
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笑顔を忘れない
笑顔は相手の心を明るくし、同時に自分の心も明るくする。そのため、どんなときでも笑顔を心がける。
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名前を覚える
人にとって自分の名前は非常に大切で関心を持っている。自分の名前を覚えてくれて、会話の節々で名前を呼んでくれると、人は気分がよくなるものだ。
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聞き手にまわる
人は相手より自分に対して100倍もの興味を持っている。興味を持ってもらうためには、まずこちらが相手に対して興味を持たないといけない。相手が喜んで答えるような質問を心がける。
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関心のありかを見抜く
相手が関心を持っていることを話題にすると、人は自分が理解されていると感じて、好印象を抱く傾向がある。
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心から褒める
人はみんな自分が重要な存在だと思いたい。
褒めることで相手は自己重要感を満たし、心を開いてくれる。
人を説得する十二原則
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議論を避ける
議論に負けると悔しさを感じ、勝ったとしても相手に劣等感を抱かせ、憤慨させるだけである。
- 誤りを指摘しない
相手に間違いがあっても反対して指摘しない。
「自分としてはこう思うのだが」のようんか切り出し方をする。
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誤りを認める
自分の誤りをただちに認めることで相手は寛大になり、こちらの誤りを許す態度をとるようになる。
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穏やかに話す
穏やかに話して相手がそうしたくなるぐらい穏やかな態度が大事である。強引な態度では変わってくれない。
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イエスと答えられる問題を選ぶ
最初は意見が一致している問題から始めて、肯定的な方向に持っていってから本題に入ることを心がける
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しゃべらせる
人は相手の自慢話を聞くよりも自分の手柄話を聞かせたいものであるから、相手に心置きなくしゃべらせてあげる。
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思いつかせる
人は自分で思いついた意見を大事にする。そのため、相手が自分で思いつくように暗示を与えるようにする
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人の身になる
相手の立場から物事を考えることで、相手の行動、性格を受け入れられるようになる。それが同時に自分を受け入れてもらうことにもつながる。
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同情を寄せる
相手に同情すると、向こうもこちらに同情しようと思うようになる。そうして、コミュニケーションが円滑になる。
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美しい心情に呼びかける
人はみんな正直で公正な人物として扱われると、なかなか不正ができなくなる。そのため、相手の良心に訴えかけて説得する。
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演出を考える
単に事実を述べるだけでなく、興味を持ってもらえるように演出を考えることが大事。
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対抗意識を刺激する
人は他人より優れていると思い、重要感を得たい願望がある。そのため、対抗意識を刺激して競争心を起こさせる。
人を変える九原則
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まずほめる
褒められたあとでは、人は苦言も大して苦く感じなくなるものである。
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遠回しに注意を与える
人は注意されるのを嫌う傾向があるため、直接ではなく、関節的に注意を伝えて自ら相手が変わるきっかけを与えることが大事。
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自分のあやまちを話す
人に小言を言うときは謙虚な態度で自分にはこうした失敗があるがと前置きして注意することで相手はそれほど不愉快な思いをせずにすむ。
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命令をしない
命令を質問に変えると自主的に行動するようになり、自分のあやまちを直しやすくなる。
さらに相手の自尊心を傷つけずにすむ
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顔をつぶさない
もじ自分が正しくても相手の顔を立てて自尊心を傷付けない。そうしないと相手はこちらの意見を聞いてくれなくなってしまう。
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わずかなことでもほめる
私たちには他人から評価され、認められたい願望があるが、うわべだけお世辞には反発を覚える。そのため、具体性を持った心からの誉め言葉が大事である。
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期待をかける
いい期待をかけると、人はその期待を裏切らないように努めるようになるから相手を信頼し、期待をかけるようにする。
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激励する
相手の欠点を指摘するのではなく、激励して長所を褒めることで相手に自信を持たせる。そうすると相手は懸命に頑張ろうとする。
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喜んで協力させる
相手が喜んで協力するように工夫することで相手は自ら進んで行動するようになる。
まとめ
今回は簡単にではありますが、D.カーネギーが提唱する原則を一挙に説明しました。
実際に私は、「自分ではなく、相手のことを中心に考える」ということに最も感銘を受け、人とのやり取りの中でもそう考えるように心掛けています。
この中で自分にとって必要そうだと感じるものがあれば、ぜひ今日からでも実践していくことをおすすめします。
ぜひ参考にしてみてください!
ではまた!