理系大学生プーギーくんの日常ブログ

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理系大学生のプーギーくんです。日常生活からおすすめの物まで幅広く載せていこうと思います。

【人を動かす】3分で分かる要約

こんにちは!プーギーくんです。

今回紹介するのは、こちら!

 

80年以上も前から読み継がれている名著「人を動かす」です。

D・カーネギーという人物が書いたもので、何度も増刷され、世界的なベストセラーとなった作品です。

そんな「人を動かす」で取り上げられている原則をお伝えしようと思います。

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全部で30原則もあって、説明しきれないので原則を列挙するのみにします。

 

ネタバレが含まれますので、自分自身で一から読みたいという方は、ここで記事を閉じてくださいね(笑)

 

本の中では有名人や成功を収めた人をピックアップして具体例をたくさん挙げながら説明されています。

 

すごく納得できる具体例ばかりですので、興味のある方はぜひご一読ください。

 

 

人を動かす三原則

  1.  盗人にも5分の理を認める                                               相手が間違っていたとしても批判も非難もしない 。               指摘しても恨みを買う可能性があるだけ
  2. 重要感をもたせる

    お世辞などではなく、心から相手を称賛することで、相手は自身の長所を認められ、幸福な感情を得られる。

  3.  人の立場に身を置く

    自分が望むものがあるなら、まず相手が望むものが何かを考える。そしてそれの利益を教えてあげることで自発的に相手を動かす。        

人に好かれる六原則

  1. 誠実な関心を寄せる

    相手に心からの関心を寄せる。                                人は、自分に関心を持ってくれている人に関心を持つから、                     自分から関心を引こうとしない。 

  2. 笑顔を忘れない

    笑顔は相手の心を明るくし、同時に自分の心も明るくする。そのため、どんなときでも笑顔を心がける。

  3. 名前を覚える

    人にとって自分の名前は非常に大切で関心を持っている。自分の名前を覚えてくれて、会話の節々で名前を呼んでくれると、人は気分がよくなるものだ。

  4. 聞き手にまわる

    人は相手より自分に対して100倍もの興味を持っている。興味を持ってもらうためには、まずこちらが相手に対して興味を持たないといけない。相手が喜んで答えるような質問を心がける。

  5.  関心のありかを見抜く

    相手が関心を持っていることを話題にすると、人は自分が理解されていると感じて、好印象を抱く傾向がある。

  6. 心から褒める

    人はみんな自分が重要な存在だと思いたい。

    褒めることで相手は自己重要感を満たし、心を開いてくれる。

 

人を説得する十二原則

  1. 議論を避ける

    議論に負けると悔しさを感じ、勝ったとしても相手に劣等感を抱かせ、憤慨させるだけである。

  2.  誤りを指摘しない

    相手に間違いがあっても反対して指摘しない。

    「自分としてはこう思うのだが」のようんか切り出し方をする。

  3. 誤りを認める

    自分の誤りをただちに認めることで相手は寛大になり、こちらの誤りを許す態度をとるようになる。

  4. 穏やかに話す

    穏やかに話して相手がそうしたくなるぐらい穏やかな態度が大事である。強引な態度では変わってくれない。

  5. エスと答えられる問題を選ぶ

    最初は意見が一致している問題から始めて、肯定的な方向に持っていってから本題に入ることを心がける

  6. しゃべらせる

    人は相手の自慢話を聞くよりも自分の手柄話を聞かせたいものであるから、相手に心置きなくしゃべらせてあげる。

  7. 思いつかせる

    人は自分で思いついた意見を大事にする。そのため、相手が自分で思いつくように暗示を与えるようにする

  8. 人の身になる

    相手の立場から物事を考えることで、相手の行動、性格を受け入れられるようになる。それが同時に自分を受け入れてもらうことにもつながる。

  9. 同情を寄せる

    相手に同情すると、向こうもこちらに同情しようと思うようになる。そうして、コミュニケーションが円滑になる。 

  10. 美しい心情に呼びかける

    人はみんな正直で公正な人物として扱われると、なかなか不正ができなくなる。そのため、相手の良心に訴えかけて説得する。

  11.  演出を考える

    単に事実を述べるだけでなく、興味を持ってもらえるように演出を考えることが大事。 

  12. 対抗意識を刺激する

    人は他人より優れていると思い、重要感を得たい願望がある。そのため、対抗意識を刺激して競争心を起こさせる。 

人を変える九原則

  1. まずほめる

    褒められたあとでは、人は苦言も大して苦く感じなくなるものである。

  2. 遠回しに注意を与える

    人は注意されるのを嫌う傾向があるため、直接ではなく、関節的に注意を伝えて自ら相手が変わるきっかけを与えることが大事。

  3. 自分のあやまちを話す

    人に小言を言うときは謙虚な態度で自分にはこうした失敗があるがと前置きして注意することで相手はそれほど不愉快な思いをせずにすむ。

  4. 命令をしない

    命令を質問に変えると自主的に行動するようになり、自分のあやまちを直しやすくなる。

    さらに相手の自尊心を傷つけずにすむ

  5. 顔をつぶさない

    もじ自分が正しくても相手の顔を立てて自尊心を傷付けない。そうしないと相手はこちらの意見を聞いてくれなくなってしまう。

  6. わずかなことでもほめる

    私たちには他人から評価され、認められたい願望があるが、うわべだけお世辞には反発を覚える。そのため、具体性を持った心からの誉め言葉が大事である。

  7. 期待をかける

    いい期待をかけると、人はその期待を裏切らないように努めるようになるから相手を信頼し、期待をかけるようにする。

  8.  激励する

    相手の欠点を指摘するのではなく、激励して長所を褒めることで相手に自信を持たせる。そうすると相手は懸命に頑張ろうとする。

     

  9. 喜んで協力させる

    相手が喜んで協力するように工夫することで相手は自ら進んで行動するようになる。

 

まとめ

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今回は簡単にではありますが、D.カーネギーが提唱する原則を一挙に説明しました。

実際に私は、「自分ではなく、相手のことを中心に考える」ということに最も感銘を受け、人とのやり取りの中でもそう考えるように心掛けています。

この中で自分にとって必要そうだと感じるものがあれば、ぜひ今日からでも実践していくことをおすすめします。

ぜひ参考にしてみてください!

ではまた!

 

 

【嫌われる勇気】今を生きて誰もが幸せに

どうもこんにちは!プーギーくんです!

今回紹介するのは、こちらの本です。

 
皆さんも一度くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか?
 
こちらは岸見一郎先生が書かれた本で、2013年の出版から世界累計で発行部数500万部を突破している名著です。
 
心理学の三大巨頭の一人であるアドラーの考え方をもとに書かれており、哲人と青年の二人による対話形式によって話が進んでいきます。
 
そのため、難しい内容であると思われがちな哲学の内容が頭に入ってきやすい構成になっています。
 
興味のある方はご自分の手にとってぜひ読んでみてください。
 
それでは、内容の解説に入っていきます。
 
ネタバレにもなりますので、「自分で読みたい!」と思われた方は、ここで読むのを控えてくださいね(笑)

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トラウマなど存在しない

いきなりすごい内容から入ってきましたね(笑)。

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これは、アドラーが提唱する「目的論」に基づいた考え方です。

「目的論」とは、ある目的があり、それを達成するために感情を作っているという考え方のことです。

 

具体例を出してみましょう。

例えば、「宿題をやろうと思っていたが、雑音が多くて集中できなかったから終えられなかった。」と話している子供がいるとします。

 

これは、目的論的に考えれば、「宿題をやりたくないから、雑音で集中できないという考えを生み出している」ということになるのです。

 

同じようにトラウマも過去のある経験がもとになって今できないことがあるのではなく、今できないことの理由にするために過去の経験を利用していると考えているのです。

 

つまり何が言いたいのかというと、原因や過去に縛られずに今を変える勇気を持てということです。

 

自分が変わろうとするとき、少なからず不安はあります。

ですが、その不安を乗り越えようとする勇気を持ち、行動することが大事なのです。

 

全ての悩みは対人関係から生まれる

次にアドラーの考えとして挙げられているのが、人間の全ての悩みは対人関係によって生まれるものだというものです。

では、一人で孤独に生きていることで悩んでいる人はどうなのでしょうか?

 

一見すると、対人関係とは無関係のように思えますが、孤独とは他者や社会から疎外されていると感じているからこそ起こる悩みであり、やはり対人関係が必要となります。

 

悩みの一つに「劣等感」があります。劣等感があることで、周囲の人と比較して自分が劣っていると感じているところに妬みや焦燥感を抱えてしまうのです。

 

例えば、学歴が低いことがコンプレックスの人は周囲への劣等感から悩みを抱えてしまいます。

 

しかし、そこで大事となるのは、その悩みについてどういう意味付けを施すかということです。

 

学歴が低いから成功ができないと思う、これは成功ができないことの言い訳に学歴を用いているだけです。

 

そうではなく、学歴が低いことを努力や成長を促すきっかけとすればよいのです。

 

劣等感を持つのは誰にでもあり、決して悪いものではありません。自分にとって良い解釈をしていけばよいのです。

 

他者と競争してはいけない

アドラーは他者と競争することを否定しています。

他者を敵とみなすのではなく、対等な仲間だと思うことで他社と比較し、対人関係に悩まされる必要がなくなり、「理想の自分」に近づくために成長できます。

 

承認欲求を捨てる

これがこの本のタイトルの意味でもあります。

 

「承認欲求を捨てる」とは、他者のために生きるのではなく、自分の人生を生きるということです。

他者の評価を気にして他者に良く思ってもらうために行動するのでは、自分らしさが発揮されません。

自分の人生を生きるのに承認欲求は邪魔なのです。

 

では、そのためにはどうすればよいのでしょうか?

  • 課題を分離する

  • 共同体感覚を持つ

 

課題を分離する

 

課題を分離するというのは自分と他人の課題を分けるということです。

 

例えば、親が子どもに「勉強しなさい」と叱るとします。

 

しかし、勉強するかしないかというのは子どもの課題であり、親の課題ではありません。勉強しないことで影響が出るのは子どもだけですからね。

 

ここで適切なのは強制をせずに子どもが行動した際に手助けできる準備をしておき、それを子どもに伝えて自発的な行動を促すということです。

 

また、他人にどう思われるかどうかを気にするのも課題の分離ができていません。自分が行動して相手がどう思うかは相手の課題であり、自分にできることはありません。

 

ならば、自分がコントロールできることのみに集中することが大事なのです。

 

共同体感覚を持つ

 

共同体感覚とは他者を仲間だとし、それぞれが目標に向かって成長していく中で励まし合ったりアドバイスをしたりする共同体の中で生きていくという感覚を持つということです。

 

共同体感覚を得るには「自己受容」,「他者信頼」,「他者貢献」が重要です。

 

まず、自己受容ですが、これはありのままの自分を受け入れるということです。

 

自分が60点の人間だとしてもその自分を受け入れ、100点に近づくにはどうしたらよいかを考えることが大切です。]

 

次に、他者信頼です。他者に対して無条件の信頼を寄せて深い関係に踏み込む勇気を持つということです。

 

そして、他者貢献につながります。

 

これは、他者に対して援助することで、他者のためにもなり、自分のためにもなるということです。

というのも、他者を助けることで、自分が「誰かの役に立った」と思えるのです。

 

この時に大切なのは、相手がどう思うかは関係ないということです。

自分は役に立ったのだと思えればそれでいいのです。それが、自分を認め、受け入れることにつながるのです。

 

まとめ

今回は名著「嫌われる勇気」について紹介しました。

筆者の言いたいこととしては、

  • 他者の期待に応えるために生きるのではなく、自分のために生きる。そのときに他者から嫌われることを恐れない勇気を持つ。                                                         
  • 自分の課題にのみ焦点を当て、自分にはどうにもできない他者の課題には介入しない。                             
  • 他者を無条件に信頼し、他者を助け、そうやって他者に貢献する自分の存在を受け入れる。自分が他者に貢献したと思えればそれで良い。

でした。いかがでしたでしょうか?

 

私たちの常識が覆されたのではないでしょうか?

 

正直私はこの本を読んでみて衝撃を受けるとともに実践するのは少し難しいのではないかとも感じました(笑)。

 

というのも、他者に褒められるというのは、自分を努力する源になりますし、嬉しさもあります。

 

そのために承認欲求を持つというのは、人間として当たり前ではないかと思うからです。

 

承認欲求を満たしたいという思いのみで動くのは良くないですが、自分の目標に向かって進む中で、他者から褒められたならそれを推進力とするのなら良いことではないでしょうか?

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他者ばかり気にする人生は自分らしく生きることができないというのが、岸見先生、そしてアドラーの伝えたかったことなのでしょうね。

 

ではまた!

【お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方】この社会の仕組みを知り、お金持ちへと近づく方法

 

 


 こんにちは。プーギーくんです。

 

今回紹介するのは、橘玲さんが書かれたこちらの本です。

お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015」です。

こちらは、30万部を超えるベストセラーとなった2002年発売の「黄金の羽根の拾い方」の改訂版です。

 

この本を読むことで、私たちが生きているこの社会の仕組みについて知ることができ、それをもとにどう生きていくべきかが書かれています。

私が読んでみての感想ですが、普通に生きていては、教えてはもらえないような社会のルールが具体例を挙げて分かりやすく書かれている良作でした。

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この本を持っていれば、一生の財産となる知識が手に入れられるのではないでしょうか?

 

では、この本の簡単な要約に入ります。

今回触れるのは、ほんの一部ですので、ぜひ一度自分で読み通してほしいと思います。

 

 

 

お金持ちの方程式

世界のどの国においてもお金持ちの方程式は一つしかありません。

それは、

資産形成=(収入-支出)+(資産×運用利回り)

です。

 

 つまり、資産を形成するには「収入」を増やし、「支出」を減らし、「運用利回り」を高くすればよいということになります。

 この方程式をもとにして、この本では、よりよい資産形成をするための様々な方法が紹介されています。

  • 純利益(収入-支出)を確保する
  • 福利の資産運用をする(アインシュタインは福利効果を人類最大の発明と呼んだ)
  • 十分な元金をもとに資産運用を行う
  • 共働きなど働き手を増やして収入を増やす
  • 支出を減らす(住宅コスト、保険など)(「金持ちはケチ」なのではなく、「ケチだからこそ金持ちになれた」)
  • 投資のコスト(手数料)を下げる(株式投資なら手数料の安いネット証券を使う)
  • 税金を払わない(自営業者はサラリーマンより格段に納税額が少ない)

 

 

この本の中では、より具体的に書かれていますが、今回は概要だけお伝えしました。ぜひ自分にできることを実践していきましょう。

 

不動産と生命保険に対する呪縛

不動産と生命保険は、人生においてきわめて重要な影響を与えますが、多くの人はマイホームを買うことを一つの夢とし、生命保険の加入は当たり前と考えています。

 

しかし、そのようなことは本当に必要なのでしょうか?

不動産と生命保険、この二つの実態について解説していきます。

 

・不動産

 

  1. マイホームは株式投資と変わらない
  2. 不動産はリスクのある商品である
  3. 住宅ローンは「貯金」ではなく、「借金」
  4. 永住したとしても賃貸とマイホームに優劣はない
  5. 30年後のマイホームに資産的価値はない 

 

仮に3000万円をマイホーム購入に費やしたとします。

このとき、家賃を払う必要はありませんが、3000万円の金融資産を失います。

 

逆に年間150万円で同等の不動産を賃貸で借りたとします。このとき、金融資産は失いませんからこの資産で株式に5%を超える利回りで投資を行ったならば、家賃の150万を超えるだけの資産を得ることが可能です。

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  出典:橘玲 2014 「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015」幻冬舎 p119

 



 

マイホームを購入するのと株式に投資して資産運用するのはあまり違いがないことが分かります。

 

さらに不動産には価格変動のリスクがあります。

将来の不動産価格は誰にも分かりませんし、現在の少子化では需要が減り、地価が低下してしまう可能性が高いです。

 

住宅ローンは返済を終えたあとに不動産が資産として残るため、借金ではなく、貯金であると考えている人がいます。一方で賃貸は、借り続けても何も残らないため、持ち家の方が重要だと考えるかもしれません。

しかし、これには注意が必要です。

まずは、先ほども述べたように不動産には価格変動のリスクがあります。さらに、地価がそのままでも建物部分の価格は確実に下がっていきます。

 

そして住宅ローンには金利があります。3000万円の物件を金利5%で購入すると、30年間での返済総額は4500万円と1.5倍になります。そうやって30年後に手に入れた不動産にはほとんど価値がなくなっている可能性もあります。

一方で、賃貸は30年後であっても新しい家に住むことも可能です。さらに負債による月々の返済金額がないため、リストラなどで収入が不安定になってもそれに合わせて物件のレベルを下げることで解決できますが、住宅ローンだと返済が滞ると、どんどん負債がたまっていくことになります。

 

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出典:橘玲 2014 「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015」幻冬舎 p89

 

ここまでマイホームに関する注意点を説明しました。

ただ、マイホームを購入すると、精神的に安心する人もいますし、結局は個人によって何を優先するかによって選択が変わってくるといえるでしょう。

 

・生命保険

生命保険は不幸な出来事が起きたときに当選金がもらえる宝くじだとされています。

これは、大半の人にとっては支払った保険料が無駄になることを示しています。

しかもその受取人は自分の家族です。

つまり、家族が困らないほどには資産がある人、家族を養う必要がない人などは生命保険に加入する必要がありません。

 

そして医療保険には3ヶ月以上の長期入院に対して保険金が払われるものに加入しましょうと提言されています。

 

日本の医療保険には入院から90日程度で支給が終わってしまうものがありますが、その分保険料は高いです。3か月であれば100万円ほどの貯金があれば問題はありません。

 

それよりも長期入院に対してのみ保険料が支払われる掛け捨て保険に入っておいた方がいいとのことです。

これなら保険料が安く済み、万が一の時の備えができるのです。

 

個人と法人を使い分ける

日本のゆがんだ制度の下で、合理的に人生を設計する方法はふたつあります。

それが、

  1. 合法的な範囲で、できるだけ税金を払わない
  2. 合法的な範囲で、できるだけ多く再分配を受ける

です。

 

まずは、1から説明していきます。

一般的なサラリーマンは収入→課税→消費という流れになりますが、自営業者だと収入→消費→課税という流れになります。つまり、自営業者であれば、収入を得て、それで事業に必要なものを買ったと認められれば、その分のお金は経費として差し引かれ、税金がかからないのです。

 

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出典:橘玲 2014 「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015」幻冬舎 p171

そして2の再分配ですが、これは、所得を少なくできれば、税金の控除や社会保障サービスなどを得ることができるというものです。この所得は、先ほどの経費が多ければ多いほど少なくなるのでこれを利用しようということです。

 

これらが、サラリーマンにはない自営業者の特権で、日本のゆがんだ制度のもとで合理的に生きる方法です。

 

人生を最適設計するために

最後に人生を最適設計するための働き方について説明します。

私たちの仕事は以下の3つに分類されます。

  1. マックジョブ・・・誰でもできる仕事
  2. クリエイター・・・作家や俳優など
  3. スペシャリスト・・・医師や弁護士など

マックジョブは基本的に低い所得で働くことになります。

クリエイターやスペシャリストは相対的に所得は高いですが、専門知識や創造性が必要とされます。

 

この世の中で働いて得る収入を増やすには

  • 自己投資により運用利回りをあげる・・・資格を取得したり、スキルを磨く
  • 働く期間を長くする・・・自分の好きな仕事に就いて長く働けるようにする

の2つが有効です。

 

知識社会に生きるということは、「自分だけの優位な点を見つけて、自分の市場価値を最大化し、会社に依存せずに富を得る」ということです。

 

まとめ

今回は、「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015」について紹介してきました。

 

日本の仕組みを知り、その中で自分が必要以上に損をしないように合理的に生きる

そのために必要なことが学ぶことのできる良書でありました。

ぜひ、自分にできることを今日からでも実践していきましょう。

 

ではまた!

7つの習慣とは?よりよい人生を送るためのバイブル

 

こんにちは。プーギーくんです。

 

私は、先日ティーブン・R・コヴィー博士によって書かれた「7つの習慣」という本を読みました。

この本は、自己啓発、ビジネス関連の中でも特に人気のある一冊です。

 

コヴィー博士は歴史のあらゆる成功本を調査し、その中から共通点を抜き出し、成功を収め、よりよい人生を送るための7つの習慣を見つけ出しました。

 

まずは、一言。

面白い!そして、深い!

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非常に読みごたえがあり、コヴィー博士の厳しくて意味のある言葉に感銘しました。

 

今回はそんな7つの習慣をサクッと紹介しようと思います。

では、どうぞ!

 

 

インサイド・アウト

7つの習慣に入る前にベースとなる考え方があります。

それが、インサイド・アウトです。

これは、自身の外の状況が変わるのを待つのではなく、自身が変わることで外の状況を変えられるように働きかけることが真の成功と幸福のためには大事という意味です。

 

前提となる考え方が分かったところで7つの習慣に入っていきましょう。

7つの習慣は、第1から第3の習慣が私的成功のため、第4から第6の習慣が公的成功のため、そして第7の習慣が最新再生のための習慣と分類されています。

では、最初に私的成功のための習慣を紹介します。

 

 1.私的成功のための習慣(第1~第3の習慣)

 1.1 第1の習慣「主体的であれ」

第1の習慣は「主体的であれ」ということです。

 

これは一言でいうと、「他人のせいにするな。自分の人生に責任を

もて。」ということです。

 

普段の日常生活の中で、他人や環境のせいにしたくなることってたくさんありますよね?

そんなときには、「自分がこうすれば解決できたのではないか」と自分が変化を与えることができる範囲を捉えてそこに焦点を当ててみてくだ

さい。

 

他人のせいにするのではなく、自分を変える必要があると言い聞かせることで、そこから自分がどのように行動するかをコントロールできるようになるのです。

 

 1.2 第2の習慣「終わりを思い描け」

第2の習慣は、「終わりを思い描け」です。

 

まず、自分自身の葬式が行われている場面を想像してください。

そこには、あなたの家族や友人、知り合いまでいろいろな人が参列しています。

 

その人たちからあなたは弔辞でどのようなことを言われたいですか?

それこそがあなたの理想です。

私は、「あなたと出会えて人生が変わった」などと言われたいです。

そうするとその目標に向けて自分の軸となる信念を一生を通じて持つことができるのです。

 

 1.3 第3の習慣「最優先事項を優先しろ」

第3の習慣は、「最優先事項を優先しろ」です。

一日の生活の中で様々なことをしますよね?

ですが、その中で価値のある時間というのは案外限られていると思います。

そのような時間を減らして有意義な時間を増やしなさいということです。

 

具体的には物事を重要度と緊急度で分けます。

普段twitterinstagramを何気なく使っていることは緊急を要しませんし、重要度も低いですよね?

逆に締切が近くてすぐにしないといけないことは、緊急度が高くて、重要度も高いです。このような場合分けをした上で、コヴィー博士が重要視しているのは、「重要度が高く、緊急度が低い」

ことです。

 分かりやすい例でいえば、自己投資です。

このようなことに積極的に時間を使っていくようにしましょう!

 

2.公的成功のための習慣(第4〜第6の習慣)

 2.1 第4の習慣「Win-Winを考えろ」

第4の習慣はWin-Winを考えろ」です。

これは、物事を競争として考えるのではなく、双方がメリットを持つように考えていくのが大事ということです。

相手のために自分が不利な状況を背負ったり、反対に相手に仕事を押し付けたりしていませんか?

そうではなく、お互いがメリットを得るように物事を進めていくことを常に考えるべきであるということです。

 

 2.2 第5の習慣「相手を理解し、そして理解されろ」

第5の習慣は「相手を理解し、そして理解されろ」です。

相手の話しているときに相手のことを本当に理解しようとしていますか?

良い信頼関係を構築する上で、相手のことを理解するということは、本当に重要なことです。

どんな話にもまず、相手のことを全力で理解しようという意識を持つことで、相手にも自分のことを理解してもらいやすくなるのです。

 

 2.3 第6の習慣「シナジーを創り出せ」

第6の習慣はシナジーを創り出せ」です。

シナジーは、相乗効果を意味するもので、1+1の結果が3になるようなものです。

 

バラバラに作業をしている人が協力し合うことで、個人では達成できないような結果を生み出すことができます。

 

お互いに助け合う人間関係の構築を心掛けましょう。

 

3.最新再生のための習慣

 3.1 第7の習慣「刃を砥げ」

そして最後の第7の習慣は「刃を砥げ」です。

 コヴィー博士曰く人間には4つの刃があるそうです。

その4つとは、「肉体」、「精神」、「知性」、「社会・情緒」

です。これらの刃を砥ぐことで自分自身の価値を高めることができるのです。

運動して「肉体」を、瞑想などで「精神」を、読書で「知性」を、コミュニケーションで「社会・情緒」を砥ぐことができます。

ぜひ、今日から実践していくことを心掛けましょう!

 

まとめ

今回の記事では、「7つの習慣」について簡潔に説明しました。

実際に手に取って読んでみるとさらなる発見がありますので、ぜひみなさんも読んでみて下さい。

こちらの作品は漫画版でも発売されておりますので、「いきなり、活字を読むのはちょっと…」という方はぜひこちらから読んでみて下さい。

きっとあなたの人生において良い影響を与えてくれるはずです!

ではまた!

時間の使い方が変わる!劇的な朝型生活にする方法3選!

「朝起きるのが遅くてその後の生活もだらだらと過ごしてしまう……」

「改善したいとは思っているけど昼夜逆転生活から抜け出せない……」

 

このような悩みを抱えている人はいませんか?

 

実は、この記事で紹介することを実践するとあなたの悩みは明日からでも改善できるかもしれません!

 

実際に私はこのやり方で毎朝5時に起きることに成功し、一日の時間を有意義に使うことが出来ています。

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悩みを解決したいと感じている人はまずこの記事を最後まで読み込んでほしいです。

そしてその上で明日から実践することをぜひおすすめします!

 

そうすればあなたの中で何かが変わっていくかもしれませんね。

 

 

目覚まし時計は複数回セットする。

まず大切なことは目覚まし時計は複数回セットすることです。

そしてそれらは数分ずらした時間にセットすることが大切です。

なぜなら、一回の目覚まし時計では無意識のままにアラームを切ってしまい、眠ったままになってしまうからです。

 

私は、以前に7時にセットしたアラームを無意識の間に止めてしまい、そのまま10時まで寝過ごし、遅刻してしまった経験があります……

 

それからは基本的に目覚まし時計とiphoneを5時にセットし、さらに5時20分と5時40分の時間にiphoneの方でアラームをセットしてあります。

この方法だけでも寝過ごすことがほぼなくなったのでおススメです!

前日の夜はなるべく早く寝て7時間以上の睡眠を心掛ける

次に大切なことは睡眠時間です。

先ほど述べたやり方で例え朝早くに起きることが出来てもきちんとした睡眠時間を確保できていなければ日中のパフォーマンスはどうしても下がってしまいます。

睡眠時間を削ると脳のパフォーマンスが著しく低下します。どのくらい下がるのかというと、6時間睡眠を14日間続けると48時間徹夜したのと同程度の認知機能になります。別の研究では、6時間睡眠を10日間続けただけで、24時間徹夜したのと同程度の認知機能になるという研究もあります。

 引用元:東洋経済新報社

 私は普段22時、遅くても23時には就寝することを心掛けています。たまに事情があって1時ぐらいに寝てしまうこともあるのですが、そのときは朝5時に起きることを諦め、7時から8時に起きることを心掛けています。

 

もちろん人によって生活のスケジュールは違うので、就寝時間は一概には決められないのですが、少なくとも6時間の睡眠は翌日のパフォーマンスには不可欠だと思います。

 

仮に夜にYoutubeをダラダラと見てしまっているならぜひ早く寝て次の日のパフォーマンス向上につなげましょう!

 

起きたら立ち上がって行動する!

最後におススメするのが目を覚ましたら布団から出てまず行動を起こすことです!

理想としては朝日を浴びることですが、朝が早いと、まだ朝日が出てないこともあるかもしれません。それなら、電気を最大につけて眠気を覚ましましょう!

白湯を飲むのもいいですし、顔を洗うのもかまいません。

自分なりに一番目を覚ますことのできる方法を見つけ、実践していきましょう!

 

まとめ

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今回の記事では、 私が実際に実践してきた方法を3つ挙げさせてもらいました。

もちろんこれ以外にも様々な方法があると思いますが、これらは私の体験からも効果

のあったものです。

夜型の生活から朝型の生活へと変えたいと思っているのなら試しに明日から実践して

みてください。

 きっと一日の時間を有意義に使えるようになるはずですよ!

ではまた!